世界同時開催のCity Nature Challenge2019 (CNC 2019)プロジェクトは無事に終了いたしました。CNC2019-Tokyoには、4日間で152名の方にご参加いただき、3772の観察記録が投稿されました。昨年実施したCNC2018-Tokyoには146名の参加で2415観察がありましたので、今年の観察数は約1.6倍となりました。

参加者の皆様には市民科学プログラムに挑戦いただき、心より感謝申し上げます。

楽しみながら、多くの新たな発見をされたことと思います。

 

東京都市大学夢キャンパスではCNC2019-Tokyoのサテライトイベントを4/27、28に実施しました。2日間で家族や大学生など125人の参加がありました。イベントには東京都市大学生、香港からはWWF香港のOne Planet Earthの活動をしている若者たち、(一社)生物多様性アカデミーの市民科学研究会、モバイル顕微鏡研究所、(株)箱根植木、青梅多摩川水辺フォーラムの皆様にはグループでご参加いただきました。また、(公財)東急財団、Futakolocoの皆さま、高円寺「うおこう」、関係者の皆さまにもご参加いただきました。御礼申し上げます。

 

これからの3日間は引き続き、投稿した自分の写真および他の投稿者の写真を見て種を同定する作業にご参加ください。種名を調べてみることも楽しい作業で、沢山の学びがあることでしょう。その際には、以下のWebで検索できる日本の図鑑もご活用ください。

1つの写真に対して参加者の皆さま、iNaturalistのコミュニティに参加している科学者、ナチュラリストの2/3以上の人が同じ種名であると報告すると、暫定的に種名が確定されます。

 

また、投稿写真に学名のみしか表示されていない種は、以下の生物名と学名の対応サイトから、和名を入力いただく作業にも協力いただけると、皆さんが和名を知ることができるようになり便利です。また、このような作業はALを賢く育てることにもなりますし、また、研究用に使用できるデータを増やすことに貢献することにもなります。

 

WEB上で検索できる図鑑ツール花図鑑: https://minhana.net/zukan/

魚図鑑、野鳥図鑑など:https://zukan.com

生物名の学名と和名の対応サイト:http://togodb.dbcls.jp/species_names_latin_vs_japanese

以下は東京都市大学夢キャンパスで開催したイベントの風景です。

イベントを実施した東京都市大学夢キャンパス

学生による受付

イベント趣旨説明

イベント参加者

二子玉川エリアでの生き物探しと写真撮影1

二子玉川エリアでの生き物探しと写真撮影2

二子玉川エリアでの生き物探しと写真撮影3

モバイル顕微鏡L-eyeでの観察用試料の採取

モバイル顕微鏡L-eyeでの観察

参加者による結果のシェアリング

WWF香港からの参加者

イベント運営者とWWFHKの参加者

CNC2019Tokyoのオーガナイザーを務めた岩城拓氏((一 社)生物多様性アカデミー)小堀洋美(都市大学/(一社)生物多様性アカデミー)