2025年01月30日

海洋総合知オンライン・シンポジウム 「海洋文化遺産と市民科学」開催のお知らせ

2025年1月31日に「海洋文化遺産と市民科学」と題してオンラインシンポジウムが開催されます。
今回のシンポジウムにて、小堀代表は個別講演を行う予定です。

開催概要
日時:2025年1月31日(金)13:00-16:40

場所:Microsoft Teams

ごあいさつ

・「海洋総合知手法創出とは─遺跡と市民科学を考える」 13:00-13:20

文部科学省「市民参加型の海洋総合知創出手法プロジェクト2023FY-2028FY」

エリア研究実施チーム・代表者 中田達也

【基調講演】

・月の輪古墳の発掘運動―人が過去を顧みるとき― 13:20-13:50

今津 勝紀 教授 岡山大学 文明動態学研究所

【個別講演】

・東大和市による市民参加の試み「多摩湖の発掘」 13:50-14:20

梶原 喜世子 (一社)日本考古学協会会員

・阪神・淡路大震災の記憶継承─市民参加型のアプローチ― 14:20-14:50

松下 正和 准教授 神戸大学地域連携推進本部

・文化政策としての市民参加型遺跡調査を考える─最近の事例から― 14:50-15:20

土屋 正臣 准教授 城西大学現代政策学部

─休憩─  15:20-15:30

・市民科学とは─そのアプローチと多様な実践 15:30-16:00

小堀 洋美 東京都市大学客員教授・名誉教授

(一社)生物多様性アカデミー代表理事

意見交換と質疑応答 16:00-16:30

閉会のごあいさつ

海洋文化遺産プロジェクト事務局長 戸村裕行 16:30-16:40

解散 16:40

【対象者】

海洋文化遺産や市民科学に興味がある方なら、どなたでもご参加いただけます

参加方法については、下記公式URLよりご確認ください。

https://www.ckuh-kobe.com/post/jimukyoku20250122

多くの皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

2025年01月01日

2025年元旦 新年のご挨拶

明けましておめでとうございます。
皆様にとりまして、新たな思いや希望を実現できる充実した年となること祈念しています。

昨年は、世界で、分断、紛争、戦争、気候変動の顕在化、自然災害、生物多様性の損失など、多くの厳しい現実に向き合う年となりました。私たちの住む地球は益々小さくなり、人々の軋轢は益々大きくなっていくことが懸念されています。

このような懸念を払拭するためには、今まで通りから脱却することが求められています。私たちの暮らし、経済・社会の在り方は、地球が1年間に供給できる環境容量の1.8倍に達し、また、多くの領域で地球の限界を超えています。

そこで、私たちに求められているのは、このような社会を変革し、自然と共生しながら、人々の幸福(福利)と持続可能性を実現するための具体性をもったアプローチと社会実装といえるでしょう。

(一社)生物多様性アカデミーでは、今年も生物多様性に関する研究、教育、社会実践を多様な人々や組織と連携して進めてまいります。また、市民科学のアプローチを用いて、個人および社会の変革に資する活動も展開します。この春には、「市民科学: 自然と地域創生の好循環」を共著で出版の予定です。本書の多様なアプローチを多様な組織、地域社会と連携して実装することにも挑戦してまいります。

同じ志を持つ皆様が、これらの活動に加わってくださり、議論と実装を通じて、その輪をさらに大きく、豊かなものにしてくださることを願っています。

代表理事
小堀洋美

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