第13回市民科学研究会を開催します
市民科学研究会は、(一社)生物多様性アカデミー内の研究会として、市民科学や市民参加型調査に関する情報共有、プロジェクト研究、自由闊達な討論を行ってきました。
この間、研究会では、市民科学とは、「市民が研究活動に関わることで、その結果を科学研究、市民の学び(生涯教育)、課題解決、行政施策などに活かす」とのビションのもとに、環境と生物多様性に関する市民科学の国内外の動向、2つの市民科学(地域に根差した市民科学とインターネットを活用した広域的な市民科学)の利点と課題、日本に市民科学を普及啓発するための方策などを検討してきました。
2016年度初となる、通算13回目の市民科学研究会では、第12回市民科学研究会でのアンケート、ワークショップの結果を踏まえて、今年度のプロジェクトについて検討いたします。また、話題提供は「市民による身近な水環境の全国一斉調査の10年の活動について」のテーマで佐山公一氏にお願いしました。この機会に研究会のメンバー以外で興味のある方もお誘い合わせの上、ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
・日時:平成28年5月21日(土)13:30~18:30
・場所:東京都市大学世田谷キャンパス1号館4F 第2会議室
交通アクセス:http://www.tcu.ac.jp/m/access/access_setagaya.html
*終了後17:00~18:30にラウンジオーク応接室にて懇親会を開催します。
プログラム
1.13:30 ~13:40 話題提供1
「12回研究会のアンケート結果と今年度の計画」
小堀洋美(研究会代表)
2.13:40~14:40 話題提供2
「市民による身近な水環境の全国一斉調査の10年の活動について」
佐山公一(みずとみどり研究会・生物多様性アカデミー)
3.14:40~16:30 ワークショップ
協同による実施可能なプロジェクト(参加者全員)
4.16:30~16:50 報告事項と検討事項
1)日本環境学会の市民科学の公開シンポのお知らせ
2)市民科学研究会・生物多様性アカデミーのメンバー登録
3)次回の話題提供者・次回研究会の日程について など