イベント「市民による水辺の外来植物さがし」結果報告
開催を予定していた10月9日(日)は朝の天候が悪く、翌10日(月・祝)に順延して実施されました。
順延したことも影響し、参加者が少なくなくなってしまいましたが、その分参加者とのコミュニケーションの深いイベントになりました。
ドローンの試験飛行では、参加者全員が空を見上げその行方を追っていました。今回は時間の関係で簡単な操作の実演と数枚の試験的な撮影のみを行いました。撮影した写真は午後、東京都市大学の史先生により、3D化するソフトを使っての活用例などの紹介があり、みなさん興味深く聞いていました。
外来植物調査は、兵庫島公園を5つのフィールドに分け準備をしましたが、参加者が減ってしまったため3班(各班6~7名)で3つのフィールドを調査しました。エリアとしては野川沿いに2班、多摩川沿いを1班が担当し、それぞれスマートフォン片手に目的の外来種を探して記録を取っていきました。
午後には夢キャンパスに戻り、みなさんがとった記録をマップ上に表示したものをプロジェクターで大きく映しながら確認していき、多摩川沿いのコンクリート護岸にはアレチハナガサやメドハギが多く、土でおおわれている野川の自然護岸のところはアレチウリやセンダングサが多いという結果が得られました。
また、10月13日(木)は東京都市大学の学生約70名により同様の調査を行い、BDAもサポートしました。調査場所は10月10日に行えなかった地点とし、兵庫島公園と多摩川河川敷のデータを追加しました。
これら2回の全調査結果をESRIジャパンより受け取り、都市大の学生のまとめた調査結果の図表を下記に示します。