第17回市民科学研究会を開催します

 市民科学研究会は、(一社)生物多様性アカデミー内の研究会として、市民科学や市民参加型調査に関する情報共有、プロジェクト研究、自由闊達な討論を行ってきました。
 この間、研究会では、市民科学とは、「市民が研究活動に関わることで、その結果を科学研究、市民の学び(生涯教育)、課題解決、行政施策などに活かす」とのビションのもとに、環境と生物多様性に関する市民科学の国内外の動向、2つの市民科学(地域に根差した市民科学とインターネットを活用した広域的な市民科学)の利点と課題、日本に市民科学を普及啓発するための方策などを検討してきました。

 通算17回目の市民科学研究会では、日本の市民科学の優良事例の紹介として、「多様なセクターとの協働による下水道を核とした市民科学育成プロジェクト(国交省主催)」を、BDA研究員の亀山から紹介し、「下水道の市民科学のガイドブック(国交省)」を用いたワークショップを実施します。
 この機会に研究会のメンバー以外で興味のある方もお誘い合わせの上、ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

 

・日時:平成9月29日(金) 17:00~20:00

・場所:東京都市大学世田谷キャンパス 1号館 第2会議室

交通アクセス:http://www.tcu.ac.jp/m/access/access_setagaya.html

 

プログラム

1.17:00~17:10 話題提供

「市民科学の最近の国際的なトレンドは?」

 小堀洋美(研究会代表)

2.17:10~18:00 日本の市民科学の優良事例の紹介 (質疑も含む)

「多様なセクターとの協働による下水道を核とした市民科学育成プロジェクト(国交省主催)」の紹介

 亀山豊 ((一社)生物多様性アカデミー主席研究員)

3.18:00~19:20 ワークショップ

「下水道の市民科学のガイドブック(国交省)」を用いたワークショップの実施

4.19:20~19:50 メンバーからの活動状況の報告
5.19:50~20:00 事務局提案

国際規模の生物多様性の市民科学プロジェクトからの日本での実施要請に関する本研究会の協力について

*終了後懇親会を開催する予定です。