第42回日本環境学会公開シンポジウムが開催されました

平成28年6月18日(土)、東京都市大学横浜キャンパスにて「多様な連携による日本の市民科学の新たな挑戦 -身近な生物と水の流れの視点から-」というテーマでシンポジウムおよびパネル展示が行われ、当会はパネルの展示や講演、総合討論への登壇などの形でこのイベントに協力しました。
当日は天気も良く、シンポジウムの会場はほぼ満席となり、盛況のうちに終了しました。

第1部の講演は咸泳植氏(東京都市大学)の司会で進行され、「市民科学とは?その新たな可能性」と「日本の市民参加型調査の事例とその課題」の2つの講演を小堀代表が担当し、好評を得ました。続く神谷氏、小河原氏、加藤氏の発表も素晴らしいものでした。
第2部の総合討論は、「市民科学のすそ野を広げるには?」というテーマで、小堀代表が進行しました。パネリストとしての講演発表に加え、咸氏と佐山(生物多様性アカデミー事務局)も登壇し、様々な意見や提案がありました。
また、下水道を核とした市民科学プロジェクトでも一緒に活動している舞岡中学校の先生と生徒さんもポスター発表をしました。

今回の公開シンポジウムは日本環境学会内外から高く評価されました。BDAは今後もこのような企画へ協力し、生物多様性の保全や市民科学について広く普及するために働きかけていきます。

160618_01

生物多様性アカデミーの出展ポスター

 

160618_03

小堀代表の発表

 

160618_02

総合討論の様子

 

160618_04

舞岡中学の生徒によるポスター発表