豪州北東部の湿潤域での現地調査

2013年8月にオーストラリア北東部の熱帯湿潤域(Wet Tropics)を訪れ、現地の専門家と生物多様性保全を議論するとともに市民科学によって復元された熱帯雨林を視察しました。

同国の熱帯湿潤域は、生物多様性の高さや固有種の割合などから世界遺産に登録されています。今回は、ケアンズ南西に位置し、熱帯雨林の断片化が顕著なアサトン高原を訪問しました。

 

CSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)の熱帯研究所への聴き取り調査では、同高原からグレートバリアリーフに流れるBarron川流域における保全活動について議論を深めました。

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写真:CSIROにて

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写真:玄武岩の土壌の様子。雨季には土壌からの流出量が急増し水質悪化等が懸念される

 

また、1982年の創設以降、市民参加によって熱帯雨林の復元に取り組んできた環境NPOであるTREATの活動に参加しました。さらに、2004年から所有地の一部を提供し、熱帯雨林の復元に取り組んでいる私有地を訪問しました。地権者のBurchill氏から、復元された熱帯雨林の説明を受けるとともに、現在の復元活動の状況や課題などについて意見交換しました。

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写真:TREATでの活動の様子

 

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写真:復元された熱帯雨林の視察(人物:Burchill氏)

 

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写真:Peterson creekの復元地と新たな苗木の様子